ジーンズにかける適正な値段ていくらだろう?
というわけでこんにちはnobiannです。
皆さんジーンズを買う時に絶対に気にすることがありますよね。
それは値段です。
今日はジーンズとコスパのお話をしていきたいと思います。
皆さんは年間何本ジーンズを買いますか?
そして1年でどれくらいのジーンズを穿き潰しますか?
自分の場合コレクターの域までには達していませんが、現在所有しているジーンズは30本程です。
このジーンズ達ですが、毎日穿くジーンズと時々穿くジーンズに分かれます。
そして洗う頻度まで様々です。
ジーンズへの愛情は人それぞれ様々ですが、次に穿くジーンズは何にしよう?って悩むのも楽しいですよね。
今回は以下の様な独断基準で★をつけていきます。
コスパ☆☆☆☆☆
丈夫さ☆☆☆☆☆
色落ち☆☆☆☆☆
個 性☆☆☆☆☆
そして今回は友人にも協力してもらい、穿き込んだジーパンを撮影させてもらいました。
それぞれに勝手な主観的ランキングを付けています。そして全て自分で穿きこんだジーンズではありません。
中には穿いてもいないのに勝手に点数をつけています(笑)
あくまでも主観ですが「ちげーだろ!!」って方はコメントお待ちしてます♪
それでは次ページよりその色落ちの様と評価を見ていきましょう。
1.ユニクロセルビッチスリムフィット
価格:3,980円
コスパ★★★★★
丈夫さ★☆☆☆☆
色落ち★☆☆☆☆
個 性☆☆☆☆☆
以前撮らせてもらった友人の「ポリゴロ師(ポリ繊維を洗濯糊でコ〇す友人)」のユニクロです。
縦落ち、鬼ヒゲは問題無いのですが、、
極度の糊付けをしないとここまでは中々難しいと思います。
手軽さといった面ではユニクロに軍配が上がりますが、普通の人が普通に穿いてこのようになりません(笑)
色落ち★1しかつけなかったのは、普通に穿いて洗っただけではこのようにならないと判断したからです。
しかし努力すればこの様になります。3,980円で君も今日からポリゴロ師(笑)
1年以上洗わずに糊だけで過ごす。段ボールの様な硬さのジーンズを穿く。すね毛がジーンズに持っていかれる。
この様なデメリットと共にこの色落ちのメリットが出せます(汗)
ちなみに糊付けから2,000時間程で洗い始めた私のユニクロがこちらです。
現在5,000時間ほどでそのまま保管。これはこれで良い色落ちだと思いますが、これ以上洗っていくとどこにでもあるユニクロのジーパンになっていきます。
洗えば洗う程に安っぽくなっていく感じです。これは生地の薄さからくるものだと思います。価格が高くても良いからもう少し厚めのジーンズは無いか?と考えて買ったのが2番目のジーンズです。
〇ユニクロジーンズのまとめ
・1年に1回ジーンズを買い替える人にちょうど良い。飽きたら途中で辞めても損害が少ない。 ・とりあえずカイハラさんのジーンズを試してみたい人におすすめ。この価格でこの品質はすごい。 ・物足りなくなったら違うジーパンを買えばよい。 ・ポリゴロ師は非推奨 |
2.UNITEDARROWS DROPPED(まだ穿いていないのであくまで長年の勘でつけてみます)
価格:12,800円
コスパ★★★★☆
丈夫さ★★☆☆☆
色落ち★★★☆☆
個 性☆☆☆☆☆
こちらのジーンズはずいぶん前に買ってストックしてあるジーンズです。写真は撮っていませんが、ユニクロのジーンズを厚くした様なジーンズです。大体の予想で星をつけてみました。少しウエストが大きめのため、太ったら穿くようにします。
ユナイテッドアローズも拘って国内の生地を使ってジーパンを作っているんですよね。このジーパンも実は楽しみだったりします(笑)
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※↑同等品です。
3.warehouse&burgusplus lot880
価格:19,250円
コスパ★★★☆☆
丈夫さ★★★☆☆
色落ち★★★★★
個 性★★★☆☆
こちらは友人から借りて撮影したジーパンです。とりあえず今回は2枚だけ写真掲載します。
沢山写真を撮りましたが別記事できちんと紹介していきたいと思います。
価格もそこそこ、荒々しいvintage感漂う色落ち。こりゃたまらんですね。。自分で穿きたくなってきました。。
現在は購入から2年ほど、実際に穿き込んだのは1.5年位だそうです。
洗濯は適当に5回程。
友人は「よくわからないんで」といいながら穿いていました。でも素晴らしい荒々しい色落ちだと思います。
早く別記事でテンションを上げて紹介したいですね(笑)やっぱり老舗のwarehouseさんて凄いんですね。
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↑品切れ中(納得)
〇warehouse&burgusplus lot880のまとめ
・ジーパンの色落ちについてあまりわからなくてもかなり良い色落ちをする。 ・洗濯しても失敗しない。 ・とりあえず価格帯も納得できるし自分でも穿いてみたい。 ・ポリゴロ師は非推奨 |
4.ONIDENIM ONI622KABUKI(22oz)
価格:31,900円
コスパ★★★☆☆
丈夫さ★★★★★
色落ち★★★★☆
個 性★★★★★
こちらもburgusplusを穿き込んだ上記友人のものです。
※ユニクロを穿き込んでいる友人(ポリゴロ師)とは別の人物です。
こちらも今回は2枚だけ掲載します。とにかく癖の強いジーパンです。
こちらは購入から1年以上経っていますが、春頃に1度洗濯しているそうです。
もちろん夏も普通に穿いていた様ですよ。
リジットから穿き込みワンウォッシュのみですが、ヘビーオンスの為この様なエグい色落ちをしています。
詳細はこちらも別記事を書きます。本当に癖強すぎです。名前も「カブキ」(笑)
穿き込んだ当人は「これくらいの物を求めていた」イメージとして「穿き込むという事はこれくらいジーパンでないとダメだ」と冷静に語っていました。
〇ONIDENIM ONI622KABUKI(22oz)のまとめ
・名前が癖強すぎ。 ・生地が癖強すぎ。 ・色落ちがエグい。 ・ヘビーオンスでこの色落ちを作る根性が凄い。 |
5.デンハムクロスバックmijflc
価格:50,600円
コスパ★★☆☆☆
丈夫さ★★★★★
色落ち★★★★★
個 性★★★★★
購入時にはブラックジーンズに見えた程の特濃インディゴ。サイドシームの無い立体裁断の個性的なシルエット。
このシルエットに取りつかれて早数年。気づけば数本のデンハムを穿きこんでいます(笑)
珍しい7角のポケットとシザーマーク、ヴィンテージのオーバーオールにインスパイアされたクロスバック部。
そして通常のジーンズで擦り切れそうな部分には既に当て布が施されている仕様。
まさに玄人向けのジーンズですね。
mijflcはフルカウントとのコラボジーンズ。フルカウントと言えば国産ブランドでも有数の実績を持ち、上記warehouse同様30年近く人気のジーンメーカーです。色落ちには絶対的な保証があると言っても過言ではありません。私は国産ブランドのジーンズを1から穿いた事が無かったので、このジーンズを買った時にはかなりワクワクしていたことを覚えています。
新品時に1washのかかっていた革パッチも、既にエイジング準備万端で私の手元に来てくれました。
この革パッチは他社と比べてかなり厚みを感じます。
そしてこの写真を見ると購入時のあの手触り感が蘇ってきます。
とかなり推してしまいました(笑)
改めて購入時の特濃インディゴがわかる状態を載せておきます。
6,000時間で3washした状態です。といっても2wash-3washの間は1日しか穿いていません(笑)
光の加減で色落ちしている様に見えるかもしれませんが、まだまだインディゴは残っています。
革パッチもかなり雰囲気が良くなりました。ヌメの質感がたまりませんね。この辺をコストカットしていないあたりが妥協していない証拠となり得ます。
生地に関して特筆すべきはこれだけ穿いてもダメージが無い事です。おそらく私はこのジーンズのポテンシャルをまだ半分も出せていないでしょう。
コスパは★★としましたが、まだまだ穿く事を考えたらもう少し★をつけてよいかもしれません。
しかし一般的にはこの価格帯のジーンズは高いと言えると思います。
わかる人には納得できる値段なのですが、わからないと中々買いにくい値段だと思います。ですので★★としました。
ジーンズ好きで有名な浜田雅功さんもデンハムを穿いています。
コスパというと穿ける時間が必ず絡んできますよね。このジーンズは1年で穿き終える人にはもったいないかもしれませんね。
じっくり育てたいという方にはとてもコスパが良いかと思います。
しかし世の中に「一生もの」って無いんです。必ずどこかで飽きが来ます。
今のところクロスバックに飽きてはいませんが、いつか飽きは来ます。そして飽きなくても似合わなくなる、サイズが合わなくなる等様々な要因でそのジーンズから離れて行きます。
その為大体長くても毎日穿き続けるのは2年くらいじゃないでしょうか。2年で50,000円が高いのか安いのかは穿く人の満足度によると思います。
リペアして、、というと汎用性に欠けます。穿けるシーンも私的には減るのでリペアは条件に入りません。業者に頼むとお金もかかりますしね。。
そんなこんなを悩めるのもジーンズの醍醐味でしょうね。革ジャンでも同じことが言えますね(笑)
20万円する革ジャンを20年着たら1年で1万円。皆さんはそんなことばかり考えてると思います(笑)
事実良い物は長持ちするので、若いうちは良い物を無理してでも買いましょうね。
私は20歳の時に買った革ジャンを未だに着続けているおっさんです(笑)
というわけでデンハムのまとめに入ります。
〇デンハムクロスバックMIJFLCのまとめ
・1年に1回ジーンズを買い替える人にだとサイクルが合わない。特濃のMIJシリーズは長い付き合いが必要。飽きやすい人にはつまらない。 ・初心者には良さがわかりにくい。良さがわかってしまったら虜。丈夫だし安心感がある。 ・価格が他社より高い。しかし独創的なシルエットやこだわりを理解すれば唯一無二のジーンズ ・買ってそのまま穿いてれば、糊付けしなくても必ず良い色落ちになる。 |
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↑mijflcは現在品切れ中。上記はクロスバックですがMIJVDという商品です。クロスバックは個人的に試着して買う事をお勧めします。
番外編.vibtage denim
コスパ☆☆☆☆☆
丈夫さ☆☆☆☆☆
色落ち★★★★★
個 性?????
+1としてビンテージデニムを掲載します。
ビンテージと言っても様々です。2021年の今では1990年代以前をビンテージと呼べるかもしれません。
90年代のデッド501が5万円する時代になりました。
私が同じ501をヤヨイさんで買った時は、3,980円位だったと思います(汗)
ビンテージはとりあえずコスパ悪しです(笑)
色落ち済みのジーパンはすぐ破れるし、デッドで育ててもコスパは悪い。
色落ちはそれぞれの年代があって良いのですが、色落ちすら完全自己満足の世界です。
濃紺だともったいないと思う気持ち。
薄いとすぐ破ける現実。
正直いいます。
2万円前後のジーンズを買いましょう。
洗わないで穿いておけば良い色落ちになります(笑)
丈夫で長持ち国産ジーンズ!!!
でもですね。
欲しいんですよビンテージが。。。
今売ったらもう2度と買えない。。
マイサイズに出会ったら買わないともう買えない。。
現行と明らかに違うオーラ。。
荒々しい色落ちの中にある歴史的な香り。。
ボタン裏●●
シングルステッチ。。
隠しリベット。。
small「o」
BIG「E」
Wネーム
革パッチ
紙パッチ
シュリンクトゥフィット
もうキリがありません(笑)
それでも欲しい
という物欲が定期的にやってきます。
※先日程よいXXを試着してしまいました…
これは私の中で永遠のテーマです。物欲がグルグルと回っております(笑)
というわけでいかがだったでしょうか。
冒頭にも書きましたが、あくまでも主観です。
人によって価値観はそれぞれなのですが、これからジーパンを穿き込んでみたいという方にはある程度参考になりますよね。初めてで「ONIDENIM」は買わない方が良いとか(笑)
他にもリゾルトやピュアブルージャパン、ジャパンブルージーンズなど様々なブランドがありますよね。
恐らく死ぬまでに全てのメーカーを穿き切る事は出来ないと思いますが、これからも穿き込み人生を楽しんでいきたいと思います。
次回は鬼デニムとburgusplusの記事を書いてみたいと思います。
それではまた!!